林檎とレールのあいだ

Apple製品や鉄道旅行について書いたり書かなかったり

Mac miniを買いました。

明けましておめでとうございます。

今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

 

さて、今年もApple Storeのお店にはLucky Bag目当てに多くの人が夜通し並んだようですが、本当にお疲れ様です。

僕はさすがに並ぶ気はありませんでしたが、ネットのApple Storeで毎年恒例の割引販売があれば新しいMacを買うつもりでいました。

 

今、持っているのは2009年版のMac miniでして、先日、OSを最新のYosemiteにアップグレードしたのですが、さすがに5年も前の機種となるとすべての動作がもたついて、ほとんど使い物にならない状態になってしまい、そろそろ買い替えの時期だと判断したわけです。

 

ところが、今年はアクセサリー類のセールはあったようですがMaciPadiPodなどのセールはやらなかったようです。円安の影響ですかね。

この調子だとセールどころかiPhoneのように値上げが行われる恐れもありますので、やはりこの機会に購入することにしました。

 

今、販売しているMac miniは以前と違って後からメモリの増設などができなくなってしまいました。なので最初にスペックの低いモデルを購入してしまうと後で困ることになるので、最高にカスタマイズして購入しようと考えました。

Apple Storeでは次の3モデルを基本に販売しています。

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ここで、CPUのクロックが 1.4GHz、2.6GHz、2.8GHz と3種類から選べるようになっていたのですが、1.4GHzと2.6GHzは結構、性能差がありそうです。低いスペックを買って失敗したくないので1.4GHzはやめることにして、でも2.6GHzと2.8GHzはそんなに差がないだろうと踏んで、真ん中の2.6GHzモデルを選ぶことにしました。

そしてメモリも標準の8GBを最大の16GBにして、ハードディスクもSSDに変えたいですが、SSDは256GBと容量が小さいのでFusionドライブ(1TB)にカスタマイズしてみました。すると74,8000円が114,000円になってしまうのですね。しかも税別。。

本体だけで10万円を超えると、全部入りのMac BookやiMacよりすっごく割高な感じがして、途端に買う気が失せてしまいました。

 

そこで、試しに別の量販店のネットストアをのぞいてみたところ、さっきの真ん中のモデルの「未使用品」が65,800円で売られているではありませんか!「未使用品」と書いてあるので完全な新品ではないですが、中古でもないアウトレット品と思われます。しかもカスタマイズはできないのでメモリも増やせません。でも定価よりも 9,000円も安い価格に「数量限定」の文字、、思わずポチってしまいました。まあメモリ8GBあればいいかなと。。(妥協)

それから、Mac miniにはディスプレーケーブルが一切添付されていないのと、今使っているMac miniとはコネクタ形状が違うので仕方なく「Mini DisplayPort-DVI変換アダプタ」も一緒に購入しました。

 

いやー、それにしても便利な世の中ですな。注文して次の日の朝にはもう届くわけですから。

届いた本体とケーブル。

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早速、ダンボールを開けてみると、

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どう見てもラフレシア

 

取り出した白い箱は新品出荷品のラップで包まれていて、完全な新品でした。

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未使用品というのがどういう状態かちょっと心配だったのですが、全く開けたこともない新品だったので、結果として良い買い物でした。

 

箱はMac miniぴったりのサイズ。と、取り出しにくい。。

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付属品は電源ケーブルと簡単な取説のみ。本当にシンプル。

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キーボード、マウス、ディスプレイなどは今使っているのをそのまま使えばいいのでエコですな。みんなこうあるべきと思います。毎回新しくする必要はないのだし。

 

旧型Mac miniと比較すると、高さが低くなって横に広がったのがよくわかります。

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Mac miniはACアダプタが本体の半分ぐらいの大きさだったのに比べ、新しいMac miniはACアダプタ自体がなくなったのでとてもすっきりして良いです。

しかし、このアルミ削り出しというのは本当に美しですね。角なんか、手が切れるぐらい鋭いです。

 

早速、新しいMacのセットアップに取り掛かります。

といってもちょっとデータをコピーするだけです。

クラウドサービスがいろいろあるので以前よりもマシンの移行が格段に楽になりました。

手動でコピーするのはiTunesの音楽データとデジカメ写真データぐらいです。あとはDropBoxEvernoteiCloudに入っているのでそれぞれのアプリケーションをインストールするだけで、勝手にデータがMacの中に入ってきます。

iTunesの音楽もiTunes Music Matchを使えばデータを自分でコピーする必要もないですがまだ使ってないです。

 

セットアップの最初にiCloudのログインを試みましたが、Apple IDかパスワードが違うと言われてログインすらできない状態に陥ったのですが、仕方なくWebからパスワードのリセットをしてみたところ、ログインできるようになりました。

原因はわかりませんが、僕のApple IDはiTools時代からの古いものを継承していて、途中でApple IDがメールアドレス形式に変更になってからも古いIDで使い続けていたことなどが影響しているような気がします。

 

 

あとはちょっと、環境を整えるだけ。

僕はマウスとトラックパッドを併用しているのですが、トラックパッドではダブルタップすることでマウスボタンを押したままの状態にする機能をよく使います。

でも、まっさらなMacではこの機能がOFFになっているのでONにするべくシステム環境設定の「トラックパッド」、「マウス」、「一般」など探してみましたが思い当たるところにはありませんでした。

そこで、以前、メニューやウィンドウの透明化をやめるときに行き着いた「アクセシビリティ」を見てみると、やはりありました。

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「ドラッグを有効にする」にチェックをつけるとこの機能をONにできました。

しかし、こういった設定が「アクセシビリティ」項目なのかトラックパッドの機能に含まれるのか、迷ってしまうのはちょっと不便ですね。

 

それから、必ず設定するのがこれ。スクロールバーの「常に表示」。

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この消えるスクロールバーは未だに慣れません。常に表示しておかないとちょっと不便です。

 

最新OSであるYosemite自体は旧Mac miniでも使っていたので、新しいMacになっても見た目の新しさがあまり感じられないのがちょっと残念。

前はアップグレードのYosemiteだったので、今回初めてまっさらなYosemiteMicrosoft Office 2008をインストーラを使って新規にインストールしてみましたが、ちゃんとインストールもできて、今のところちゃんと動作しています。

 

 

一通りセットアップを終えてちょっと使ってみました。

さすがに、旧Mac miniよりは快適そのものですが、それでも時々七色カーソルがグルグルしてしまうのはハードディスクだからですかね。やっぱりSSDかFusionドライブにするべきだったかな。まあでも安かったし、すぐに手に入れたかったので満足です。

 

早速、このエントリーも新しいMacから書いています。

そしてそして、古い『Mac mini Early 2009』よ、5年間もの長きに渡り共に人生を歩んでくれてありがとう!パソコンの5年って言ったら、人間で言えば優に100歳を超えてますよ。

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長いこと、こき使ってすんません、ゆっくり休んで下され。